
しまなみ海道、四国カルスト。
一度は聞いたことがあるのでは無いだろうか。これらのスポットはライダーの間ではもちろん、ライダーでなくとも有名な、人生で一度は行ってみたい四国の大自然スポットである。
かくいう私もバイク免許を取る以前から「一度は行ってみたい」と思っており、まさに夢にまで見た地だ。今回は実際に走った四国のツーリングスポット14選を紹介しよう。
【ルート紹介】
- しまなみ海道
- 大三島
- 亀老山展望公園
- SHIMANAMIモニュメント
- 白楽天 今治本店
- 道の駅 小松オアシス
- UFOライン
- 池川439交流館
- 四国カルスト
- 道の駅 かわうその里すさき
- リバーステーションWESTWEST
- 湯山荘 阿讃琴南
- 山越うどん
- 瀬戸中央自動車道 与島PA
ツーリングを記録するならRISERアプリ
RISERアプリをダウンロード「App Store」「Google Play」
四国ツーリングスポット「ライダーの聖地、しまなみ海道・四国カルスト」
島々を繋ぐ橋の博覧会「しまなみ海道」

■営業時間:24時間営業 ■定休日:なし ■駐車場:-
瀬戸内しまなみ海道は広島県尾道市〜愛媛県今治市間の瀬戸内海に浮かぶ6つの島々を7つの橋で結んだ全長約60kmの自動車専用道路だ。
しまなみ海道の島々にはそれぞれ異なる魅力があり、村上海賊ゆかりのお城などがある島、国産レモンの生産量を約3割占め島ごと美術館のコンセプトをとっているアートの島、日本総鎮守とされ神の島と呼ばれた島、「伯方の塩」発祥の島など、全て回ろうとすると一日では回り切れない。
その魅力あふれる島々を繋ぐ道が、瀬戸内しまなみ海道だ。丸一日かけてこれら全ての島を一周するのもいいが、今回は2つの島に絞り進む。
しまなみ海道イチ大きい島「大三島」
一つ目の島は、「大三島」だ。
ここはしまなみ海道で最も大きな島で、島を一周するだけで満足感を得られる島となっている。

■営業時間:24時間営業 ■定休日:なし ■駐車場:あり(無料)
しまなみ海道らしい写真が撮りたい方は、大三島で最初に多々羅展望台に寄ることをお勧めする。ここでは完成時世界最長の斜張橋「多々羅大橋」と他の島々、そして瀬戸内の海を一望することが可能だ。
付近に年に0〜数回海割れが起こった日のみ渡れる日本最古の海賊の城がある島「古城島」もあるので、その日を狙ってツーリングをするのも良いだろう。

これらのスポットに寄った後は、しまなみ海道で最も大きな島「大三島」を一周しよう。
大三島を周る愛媛県道51号「大三島環状線」は海岸沿とワインディングが合わさった、車通りも少なく瀬戸内海との距離0mの道を颯爽と駆け抜けることができる道だ。特に島南側の道からは、全長4㎞を超える世界初の3連吊り橋「来島海峡大橋」と、海、船、四国の山々、バイクを一枚の写真に収めることもが可能だ。
しまなみ海道の中で一番オススメの島であるので、「どの島に行ったら良いか?」と悩んでいる方がいたらここを選べば問題ないと断言する。
展望写真を撮るならココ「亀老山展望公園」
大三島を回り切った後は、二つ目の島「大島」だ。
この島は能島村上氏の本拠地があった村上海賊縁の島となる。

■営業時間:24時間営業 ■定休日:なし ■駐車場:あり(無料)
大島で何よりお勧めしたいのが、こちら「亀老山展望公園」だ。
しまなみ海道一の大展望スポットとなり、標高301.1mの展望台から世界初三連吊橋「来島海峡大橋」、日本三大急潮のひとつ「来島海峡」、西日本最高峰「石鎚山」の大絶景を眺める事ができる。

また、景色だけでなく展望台入口には売店があり、老亀山限定「藻塩ジェラート」を食べることができる。名前だけで珍しさに惹かれる味で、塩味が効き夏場の塩分補給にもぴったりだろう。
しまなみ海道の記念撮影に「SHIMANAMIモニュメント」
他にも大島のスポットはあるが時間の都合上島を去り、しまなみ海道最後の橋「来島海峡大橋」を渡る。

■営業時間:24時間営業 ■定休日:なし ■駐車場:あり(無料)
しまなみ海道に来た記念の写真撮影といえばこちら、SHIMANAMIモニュメント一択だ。
このSHIMANAMIモニュメントは、しまなみ海道 今治道ICを超えた先にあるレンタサイクルターミナル「サンライズ糸山」の駐車場にある。場所が駐車場故、目の前にバイクを置き撮影することもできるので「しまなみ海道に来た!」という記念写真が撮れるだろう。
今治のB級グルメ「白楽天 今治本店」

■営業時間:11時00分〜14時30分LO、17時00分〜21時00分LO ■定休日:火曜日、年末年始 ■駐車場:あり(無料)
大阪から早朝日が明ける前に出発すると、そろそろお昼ご飯時となる。そこでここ、白楽天にてランチタイムだ。
白楽天には愛媛県今治市のソウルフード「豚焼玉子飯」があり、大満足の味を大満足の食べ応えで味わうことができる。この量で税込1,100円。タレが染み込んだご飯と豚肉・卵のセットは、朝からのツーリングで空いたお腹にベストマッチな食べ応えだ。
お昼ご飯を食べたら、街中でガソリンを忘れずに補充しておこう。
四国は縦断する際に途中で補給が足りずガソリン切れになってしまう可能性が高く、せっかくの楽しいツーリングが台無しになってしまう可能性があるからだ。
そのため、忘れないように先んじて街中でガソリンを満タンまで入れることオススメする。
国道ステッカー11号「道の駅 小松オアシス」

■営業時間:9時00分~19時00分 ■定休日:年中無休(元旦除く) ■駐車場:あり(無料)
お昼を済ませたら、道の駅 小松オアシスへ向かう。
ここでは国道ステッカー「国道11号」を販売している。この国道11号は、徳島県徳島市から香川県高松市を経て愛媛県松山市までを結ぶ四国の主要道路の一つであり、数少ない10代の国道だ。
また、モンベル アウトドアオアシス石鎚が併設しており、四国カルストにあるキャンプ場へ向かう前の備えを行うことも可能だ。同施設のキャンプサイトにて宿泊することもでき温泉も併設しているので、ここで一夜を過ごすのもアリだろう。
UFOラインに向かう途中にあるため、移動途中に国道ステッカーを集めることができることもポイントが高い。
雄大な展望道「UFOライン」

■営業時間:- ■定休日:冬季閉鎖(11月下旬~4月上旬頃、変動あり) ■駐車場:-
国道194号を南下すると、愛媛県と高知県の間あたりにUFOラインがある。
UFOラインは標高1,300m~1,700mの尾根沿いを走る道となっており、西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長約27kmの展望道だ。遠くの山々まで見渡せる絶景のコースなっており、幅が狭いものの車通りは少なく爽快に駆け抜けることができる。
実はこの道、トヨタ自動車の新型「カローラ スポーツ」のCMにて撮影されたドライブルートらしい。CM制作ではインターネットや雑誌、写真集などから国内外で数百件の候補地を集めたとのことだが、その中から選ばれたのがこのUFOラインだ。
今回ご紹介するツーリングスポットの中で一番オススメするスポットとなるので、四国ツーリング際は是非とも寄ってみて欲しい。
国道ステッカー439号「池川439交流館」

■営業時間:7時30分~16時00分 ■定休日:年末年始 ■駐車場:あり(無料)
UFOラインを過ぎさらに南下すると、池川439交流館がある。
ここでは国道ステッカー「国道439号」を販売している。この国道439号は、徳島県徳島市から四国山地を縦貫して高知県四万十市までを結ぶ総延長346.0kmの国道だ。
その距離もさることながら、道幅が狭くガードレールがないつづら折りの峠道が延々と続くことから「酷道439(ヨサク)」の名で酷道好きに親しまれている。そんな国道439号だが、国道ステッカーはここでしか販売しておらず四国カルストへ向かう途中に寄ることができるため、ぜひ移動途中に集めてみると良いだろう。
天空へ続く一本道「四国カルスト」

■営業時間:- ■定休日:冬季閉鎖(11月下旬~4月上旬頃、変動あり) ■駐車場:あり(無料)
池川439交流館から更に南下すると、ようやく四国カルストにたどり着く。
カルストとは石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された地形のことを示す。
四国カルストは標高約1,400mに位置し、そのカルスト台地が東西の幅約25kmもの広大な面積に渡り広がる日本三大カルストの一つだ。特にこの四国カルストは「日本のスイス」と称されており、カルスト地形特有の大草原に白い岩肌の石灰岩が顔を出す風景は、他ではみられない稀有な風景となっている。
西端に位置し民家・牛舎・牧場・ペンションなどが点在する「大野ヶ原」、見渡す限りの牧草地が広がりカルストが一望できる「姫鶴平」、石灰石や摺鉢状の窪みと四国連山の稜線が一望できる「五段高原」、東端に位置し四国カルスト最高標高1485mの天狗の森の麓に広がる「天狗高原」、と広大な面積が故にスポットが複数に分かれており、それぞれ魅力あふれるスポットとなっている。

また、四国カルストを縦断する県道383号線、通称「天空の道」は、「日本百名道」に選定されたカルスト風景の中に貫かれた天空への一本道となっている。眼下のカルストと遠くの標高1,000m級の四国山地の尾根を見渡す広大なパノラマ風景を眺めながら颯爽と走り抜けることができる、まさに天空の道と呼べる絶景道だ。
夜は満天の星空が広がり、それを眺めることができるホテルやキャンプ場、ライダースハウスや温泉などもあるため、ここでの宿泊をメインとしてツーリングされるのも良いだろう。
国道ステッカー56号「道の駅 かわうその里すさき」

■営業時間:9時00分~17時30分 ■定休日:なし ■駐車場:あり(無料)
満足いくまで四国カルストを堪能したら土佐湾川まで南下し、道の駅 かわうその里すさきへ向かう。
ここでは国道ステッカー「国道56号」を販売している。この国道56号は、高知県高知市から四国西海岸をまわるように愛媛県松山市まで結ぶ四国国道最長の総延長351.6kmの国道だ。

1階には魚の産地直売市場があり切り売りの高知特産のカツオのたたきを味わうことができ、2階では土佐丼を食べることができる併設レストランもある。
また、様々な味の高知県名物「アイスクリン」が販売されており、普段見かけないような特別な味も見かけた。四国縦走後の休憩にもピッタリなスポットだろう。
激流の地「リバーステーションWESTWEST」

■営業時間:10時00分~17時00分 ■定休日:夏季なし、冬季水曜日 ■駐車場:あり(無料)
四国を南下後、国道32号から再度北上する際はリバーステーションWESTWESTに寄ることをオススメする。
激流で有名な国指定天然記念物「大歩危小歩危」の中央付近に位置し、安全に川まで降りることができる中央スロープからは吉野川と結晶片岩を眺めることができる。
施設内には、ローソン・祖谷そば店・お土産店・徳島らーめん店・mont-bellなど複数の店舗も立ち並んでおり、飲食や移動の備えも行うことができるだろう。
バイクで約30分の場所に「祖谷のかずら橋」もあるため、時間が許せばそちらに寄るものアリだろう。
静謐なる自然の宿「湯山荘 阿讃琴南」

■営業時間:- ■定休日:- ■駐車場:あり(無料)
リバーステーションWESTWESTから更に国道32号を北上し香川県に入ると、野山の風が和む渓流の奥座敷「琴南」にたどり着く。その琴南にある山の斜面と川のせせらぎに彩られた里山の宿が「湯山荘 阿讃琴南」だ。
阿讃山脈の懐に抱かれた静謐なる自然に佇む里山の別荘となっており、旧き佳き日の日本文化に寄り添った一夜を過ごすことが可能だ。

部屋は本館客室と里山ヒュッテがあり、自然を満喫しようと思うのであれば里山ヒュッテを選ぶのがマストだ。TYPE Gのヒュッテにはウッドデッキテラスが用意されており、テラスにあるハンモックに掛けたら自然のオーケストラを鑑賞することが叶うだろう。
ハンモックに乗りながら、道の駅 かわうその里すさきにて購入したカツオのおつまみを片手に、リバーステーションWESTWESTにて購入した缶のお酒を嗜むなんてオツな時間を嗜むのもアリだ。
また、貸切露天風呂と河畔温泉があり、ヒュッテ泊の場合一回無料で貸切露天風呂が使用できる。サウナ・岩盤浴チェア付きの貸切露天風呂、川や滝を眺める露天風呂の河畔温泉とそれぞれ異なる特色の温泉を楽しめるので、温泉好きであれば温泉の梯子もしてしまうに違いない。
ディナーの際はフルーティーな地ビールも販売しているので、こちらも欠かせない。
釜玉うどん発祥の店「山越うどん」

■営業時間:9時00分~13時30分 ■定休日:日曜日、水曜日 ■駐車場:あり(無料)
うどん県で有名な香川県に来たからにはうどんは絶対に欠かせない。
ここはその中でも一際輝く、釜玉うどん発祥の店だ。ここ山越うどんにてひとりの常連客が玉子を持参し、かまあげうどんに絡めて食べていたことから「かまたまうどん」が誕生したとのことだ。
香川県のうどん店ではよくあることだが、ここも製麺所が隣接しており、作りたての釜玉うどんをかけだしのタンクにて出汁をかけて食べることができる。そして食事スペースとして日本庭園が用意されており、和に包まれた中まったりと食べることが叶うだろう。
少々街中から外れた場所にあるが、道外れて向かう価値アリのうどん店だ。
瀬戸大橋を分ける島「与島PA」

■営業時間:24時間営業(店舗により異なります) ■定休日:なし ■駐車場:あり(無料)
四国入りにしまなみ海道を選んだのであれば、帰りは瀬戸大橋を選ぼう。
瀬戸大橋の中央に位置する与島PAでは四国のお土産を購入できるので、四国最後に相応しいスポットだ。施設内に展望台もあるため、瀬戸大橋の写真を撮るのにも適したスポットともなっている。
ツーリングを記録するならRISERアプリ
RISERアプリをダウンロード「App Store」「Google Play」
四国にあるライダーの聖地を訪ねて

四国の観光スポットといえば、何が思い浮かぶだろうか。四国は本州から切り離された島という地域柄島国としての独自性を保っており、手付かずの大自然が広がっている。
私はその独自の魅力の中で、しまなみ海道と四国カルストが思い浮かぶ。それというのもその二つがライダーの聖地であり、他では見られない大自然の地であるからだ。普段から俗世を忘れ自然に浸れるツーリングを好み各所を周る私らしい選択とも言えるだろう。そのため、四国ツーリングを企画するにあたりしまなみ海道と四国カルストの二つをメインに置き、14のスポットを周った。
まずしまなみ海道は、二輪免許を取得する以前、ロードバイクに乗っていた中学生時代から焦がれていたスポットだ。海と島が点在し普段の日々とは全く違うゆったりとした時間に浸れる。そんな夢をしまなみ海道に見ていた。
次に四国カルストは、高標高からの大自然の展望を好む私にとってとても興味が惹かれるスポットだ。カルスト台地という日本では滅多に見られない楽園は、正に海外アルプスの少女ハイジの世界のような創作の世界に入れるような幻想を抱いていた。
この二つのスポットは人生の中で一度は訪れてみたいと日々夢見ており、今回のツーリングにてそれがようやく叶ったのである。
ここで意外だったのは、特に予定していなかったスポット「UFOライン」を偶々ナビに導かれ通ることとなり、その魅力に取り憑かれたことだ。
まずUFOライン前の道はとても複雑な葛折でとてもじゃないが車では走ろうとは思えない。しかし、これがバイクの場合、大自然の中突き進むアドベンチャー気分を楽しむことができるのだ。
そして標高が上がるにつれて視界が開け遠くの山並を眺めながら颯爽と駆けると、今この世界に自分だけが存在している、この大自然を自分だけが堪能しているという気分になる。何より対向車などがほぼなく、自身一人で未知の世界を大冒険している気分になれるのだ。
その魅力に取り憑かれた私は「ここから帰りたくない」「寧ろこの大自然の中に飛び立ってしまいたい」という思考に埋め尽くされた。所謂山に取り憑かれてしまったのだろう。その結果、日が暮れて辺り一面が暗闇に閉ざされてしまったことは、また別の機会に話そう。
ともあれ四国は大自然溢れる絶好のツーリングスポットだということだ。今回のルートでは触れていない魅力あふれるスポットも数え切れないほどあるので、これをみたあなたも是非四国へツーリングに向かって欲しい。きっと予想以上の経験を得ることが叶うだろう。
ツーリングを記録するならRISERアプリ
RISERアプリをダウンロード「App Store」「Google Play」















この記事へのコメントはありません。