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浜松、それは数多の有名バイク関連企業発祥の地。
世界を代表する著名なバイクメーカー、SUZUKI、HONDA、YAMAHAの3社も浜松にて創業し、豊富な水資源と江戸時代より培われた技術にてその発展を成してきた。
そのような歴史を持つ浜松は、日照時間が長く一年中温暖な気候の土地だ。そのため真冬も路面凍結の心配が少なく、一年中バイクでツーリングできる絶好のスポットとなっている。
今回は、その浜松にある浜名湖一周とその周辺のツーリングルートの一案をご案内しよう。
- 弁天島海浜公園
- 奥浜名オレンジロード
- はままつフルーツパーク時之栖
- KUSHITANI CAFE 舘山寺
- 志ぶき橋
- 静岡県道323号 舘山寺弁天島線
- さわやかハンバーグ 浜松高塚店
- KUSHITANI PROSHOP 浜松本店
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浜松浜名湖ツーリングスポット「年中走れるのどかな地域」
浜名湖のシンボル鳥居「弁天島海浜公園」

■営業時間:- ■定休日:- ■駐車場:あり(バイク無料)
弁天島海浜公園は、湖上に立つ赤い鳥居と青い海、水の澄んだ浜名湖を見渡せる海浜公園だ。
特に冬至前後の夕暮れ時、海上に聳え立つ鳥居へと夕陽が沈む景色が有名で、その絶景がかの有名な「ゆるキャン△」にて演出されて聖地ともなっている。
海水と淡水が混ざり合う汽水湖のため植物プランクトンが多く発生しやすく、多様な生命を感じられるのもポイントだ。
またバイクは駐車無料で、海岸沿いの駐車場から湖上に浮かぶ鳥居とバイクを一枚の写真に収めることが可能となっている。待ち合わせ場所にも最適なスポットだ。
浜名湖随一のワインディング「奥浜名オレンジロード」

■営業時間:- ■定休日:- ■駐車場:-
奥浜名オレンジロードは、浜松市北区引佐町から三ヶ日駅まで続く約25kmの浜松屈指のワインディングロードだ。
この道はミカン農家の方々が仕事で使用するために作られた道路のため、交通量が少ない。
西側から入ると最初に名前の通りのみかん畑から始まり、そのまま進むと時折木々の合間から浜名湖を展望する景色が覗くワインディングロードが続く。少し道を逸れると、浜名湖とその町並みを一望できる開けた場所へ通じるのも良い。
奥へ進むと道の脇や中央線部分に落ち葉が沢山溜まっている舗装林道となるが、少し気をつけながら走行すれば冒険心のくすぐられるツーリングが叶うだろう。
宿泊もできるフルーツ王国「はままつフルーツパーク時之栖」

■営業時間:9時00分~18時00分 ■定休日:年中無休 ■駐車場:あり(無料)
はままつフルーツパーク時之栖は温泉とキャンプ・グランピング施設を備える、フルーツをテーマとしたレジャー施設だ。
フルーツ狩りはもちろん、フルーツを使ったメニューやワインなどをレストランやバーベキューにて味わうことが出来る。
キャンプやグランピングもできるため、宿泊ツーリングの際にはここで泊まるのもいいだろう。その際は付近にある温泉「日帰り天然温泉 あらたまの湯」もオススメだ。
また、スズキ二輪株式会社が開催する「KATANA Meeting」等のイベントも行われる場所となっている。
ツーリングの一休憩に「KUSHITANI CAFE 舘山寺」

■営業時間:9時00分~19時00分 ■定休日:水曜日、木曜日 ■駐車場:あり(無料)
KUSHITANI CAFE 舘山寺は、レーシングレザースーツで有名な老舗バイクギアメーカー「KUSHITANI」が展開するライダースカフェだ。
フレンチのシェフが監修した食べ応え満点のホットドッグと、コーヒー専門店のマスターが監修するこだわりの珈琲を昔ながらの温泉街にて味わうことができる。

ここでは限定商品として、地産品の三ヶ日みかんを使用した「クラッシュアイス 三ヶ日みかん」があり、他では味わえない絶品となっている。
また、ここから徒歩1分圏内に後述の志ぶき橋があるため、スタッフの方に断りを入れてバイクを止めたまま志ぶき橋の観光が可能だ。
舘山寺を代表するのフォトスポット「志ぶき橋」

■営業時間:- ■定休日:- ■駐車場:なし
志ぶき橋は、舘山寺を代表するのフォトスポットである浜名湖の湖畔にたたずむ太鼓橋だ。
志ぶき橋の朱と空や湖の青、松の緑が合わさり、絶妙なコントラストを生み出している。また夕暮れには、真っ赤に輝いた橋の姿が湖面に映り込み、どこか懐かしく恋しいような絶景を生み出す。
それらの光景にバイクを添えて撮影することも可能なため、前述のKUSHITANI CAFE 舘山寺とセットでオススメなスポットだ。
至高の海上道「静岡県道323号 舘山寺弁天島線」

■営業時間:- ■定休日:- ■駐車場:あり(無料:浜名湖大橋駐車場)
静岡県道323号 舘山寺弁天島線は浜松市中央区舘山寺町から浜松市中央区舞阪町弁天島まで続く、浜名湖上の島々を橋で接続した湖上県道だ。
舘山寺から始まり渚園や弁天島公園と浜名湖上の島々を巡ると言う特性から、両側の浜名湖に挟まれまるで海上を走っているかのような気分でその湖上を走れる道となっている。
2007年までは一部有料道路だったが現在は無料となり観光道化しており、途中の浜名湖大橋駐車場ではバイクを止めてその絶景を拝むことが可能だ。
このルートで弁天島側基点まで進むと、浜名湖を一周することができる。弁天島まで戻るため、一番最初に弁天島海浜公園へ最初に寄らない場合は、この際に寄ると良いだろう。
静岡ランチといえばコレ「さわやかハンバーグ 浜松高塚店」

■営業時間:11時00分~23時00分(土日祝10時45分~23時00分) ■定休日:年末年始 ■駐車場:あり(無料)
さわやかハンバーグ 浜松高塚店は、牛肉100%の挽肉を備長炭によって焼き上げた「げんこつハンバーグ」で有名な、静岡県にしか存在しないハンバーグ店「さわやか」の店舗だ。
ハンバーグは赤身が残っていることが特徴で、材料である牛肉の鮮度および品質を保持するため出店範囲を静岡県内に限定しているという。にも関わらずその知名度は全国的に有名で、伊豆や静岡ツーリングの食事によく選ばれる。
牛肉100%であることから濃厚な肉汁と重厚な食べ応えがあり、満足感溢れた一品となっている。ランチセットではライスorパンとスープも付き、肉にはご飯と言うマッチポンプも味わえる。追加のオニオンソースとカンパイドリンクもオススメだ。
ホームページから各店舗の今現在の待ち時間を確認できるが、場所や日にちによっては8時間待ちもあり得るため注意も必要である。
バイクギアのパイオニア「KUSHITANI PROSHOP 浜松本店」

■営業時間:10時00分~19時00分 ■定休日:水曜日 ■駐車場:あり(無料)
KUSHITANI PROSHOP 浜松本店は、レーシングレザースーツで有名な老舗バイクギアメーカー「KUSHITANI」の本店かつコンセプトショップだ。
店内は約600平米の広さを有し、物販スペース、ミュージアムスペース、ミシンの裁縫を眺められるスペース、コーヒージェラートスペース、休憩スペース、さらには復元された1947年創業当時の櫛谷商店まで建てられている。
ミュージアムスペースでは、クシタニがこれまでサポートしてきたライダーが着たレーシングスーツやクシタニの歴史が見られるようになっており、奥の櫛谷商店含め眺めているだけで楽しめる施設だ。
限定商品も取り扱っており、記念に限定のキーホルダーや金属製ワッペンを購入するのもいいだろう。
年中走れる貴重なスポット、浜松
バイクを乗っていて浜松を意識したことのない者はいない筈だ。
それと言うのも、浜松は世界を代表する著名なバイクメーカー、SUZUKI、HONDA、YAMAHAの3社や、KUSHITANIなど数多の有名バイク関連企業発祥の地だからだ。それ故にここ浜松には多くのメーカーの本店や、そのミュージアムが存在する。まさにライダーの聖地とも言えるだろう。
そのような特徴を持つ浜松だが、日照時間が長く年中温暖な気候から真冬も含めた一年通してバイクツーリングが可能な、絶好スポットでもある。ツーリングスポットの多くは凍結の危険性から真冬走行不可のところも多いが、ここ浜松、特に浜名湖周辺はその心配がないため数少ない真冬でも迷わず向かえるスポットなのだ。
浜松周辺はあまりワインディングのイメージは少ないが、実際には責めるのは危険だが流すのに最適なオレンジロードと呼ばれるワインディングロードがある。車通りも少なく、道さえ気をつけたら快適な走行が叶うだろう。
また、静岡県道323号 舘山寺弁天島線は言わずもがなの最高の観光道で、バイクに乗りながら道と景色を楽しむことができる。食の面でも優れており、どこか心落ち着くような店が多く並んでいる。
浜松浜名湖周辺は、総じてゆったりとした心安らぐ一日を味わうことが出来るスポットとしてまとまっていた。浜松市渚園のキャンプ場など、のんびりとできる浜名湖湖岸のキャンプ場も豊富なこともポイントが高い。
どこかゆったりとできるツーリングがしたい時、季節問わずバイクを楽しみたい時は、浜名湖へ向かってみると良いだろう。
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