見どころ走りどころが満載
“東京のワインディング”としてすっかり有名になった奥多摩周遊道路だが、範囲を広げてみれば点在するワインディングをつなげての周遊ルートを組むことができる。
そのひとつが国道411号。青梅街道としての歴史を持つ道路脇には遺跡などが豊富にあり、ただ走り抜けるだけではもったいない。さらに深山幽谷とした雰囲気の中、埼玉と山梨を結ぶ国道140号や、群馬・長野方面に向かう国道299号はのどかな田園風景を楽しませてくれるなど、それぞれに趣のある風景と道の表情が楽しめる。
秩父の道の駅・龍勢会館ではこの地方独特のお祭りに使用されるロケットが展示されているのもユニークだ。また東京近郊のメジャースポットである中津川林道も、冬眠から覚めた初夏を待ちわびたダートファンには見逃せない。
今回のツーリングスポットはこちら
- 奥多摩周遊道路
- 国道299号
- 蛇の湯温泉たから荘
- 国道411号・青梅街道
- 国道140号
- 道の駅・龍勢会館
- 中津川林道
※本記事はモーターサイクリスト2021年7月号に掲載されたものを再編集しています。
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奥多摩周ルートを結ぶ
奥多摩周遊道路

桧原村と奥多摩町を結ぶ約20kmの山岳道路。春~初夏にかけて桜やツツジなど四季折々の自然風景を楽しませてくれる。また周辺の山々や小河内ダムを眼下にするなど雄大な景観も魅力。
国道299号

森閑とした山里を抜けて志賀坂峠へと向かう国道299号。ノンビリ走りたいルートだ。
蛇の湯温泉たから荘

奥多摩、秋川源流の一角にたたずむかぶと屋根が特徴の温泉宿。多摩に残る数少ない温泉と地元の山菜、渓流の幸が魅力。
国道411号・青梅街道

山梨側の道路整備がかなり進んでいるのに対し東京側はまだまだ旧態依然としているが、片側1車線の走りやすい道が続く。
国道140号

滝沢ダムを直前に美しいループを描く国道140号。
道の駅・龍勢会館

秩父市吉田久長にある道の駅・龍勢会館。
中津川林道

秩父と長野県川上村を結ぶ中津川林道。
さらに広がる、ツーリングルート

秩父エリアからさらに北上すれば、ダート混在で尾根伝いに埼玉県~群馬県~長野県東端を結ぶ御荷鉾スーパー林道や、国道299号から八ヶ岳方面に抜ける十石峠などさまざまなルートを描ける。自分なりの奥多摩周遊ルートを組んでみると、より楽しむことができるだろう。
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